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歯科医院の清掃 ここがポイント【1】ちょっとひと工夫、ここまで清掃できていますか?

2011年04月04日

昨年の10月に『歯科医院の整理・整頓・清掃・マニュアル』(クインテッセンス出版刊)を出して以来、私のところへのコンサルティング依頼の中に、歯科医院様からの整理・整頓・清掃に関する相談が増えてきました。

それだけ清掃面について困っている医院が多いのでしょう。

そこで今回も、清掃にかかわるひと工夫についてお伝えしていくことにします。

ユニットのタービンやエンジンのホース収納部の汚れが気になったことはありませんか?

とくに、土足診療している医院さんでは、ホースを定期的に清掃していても、ホース収納部の汚れが気になると思います。

滅菌に力を入れ、清潔な環境で診療したいというポリシーを持って診療している医院さんでも、なかなか行き届かない清掃箇所ですから、要注意です。

そこで、次のような掃除棒を作って清掃してみるといいでしょう。

 

(図1)
掃除棒

 

不要なプラスティック製の細い棒に、食器洗いスポンジのやわらかい部分だけを切り取り、輪ゴムでくるくる縛りつけただけの掃除棒ですが、これが意外とホコリや汚れを除去してくれます。

スポンジにアルコールをひたしてから軽くしぼって、定期的な清掃と消毒に使用してもよいです。

ユニットの細かな清掃の方法に悩んでいた医院さんには、とくにおすすめのグッズです。

毎日清掃が必要な個所ですし、掃除棒でさっと汚れを落とすと気持ちよいものです。

ここまで清掃ができていない医院さんでは、まず完全に汚れを落としてから清掃習慣をつけていきます。

開業直後の医院さんや、ユニットの増設で新品になった医院さんでも、新品だからこそ、ユニットが引退するまで清潔に使える清掃習慣をスタッフにつけるきっかけにしてほしいものです。

さらに、日頃の清掃に、次の5項目をプラスアルファとして習慣化するようにしてください。

 

1:テーブル移動の際は、床面にホースがつかないようにすること

2:タービンやエンジンのヘッドを消毒する際は、ホースまでそのつど清拭すること

3:土足診療の医院さんでは、ホースが汚れないように、必ず一日一度は床の水拭き清掃をすること

4:午前午後の診療終了時は、ホース格納部を掃除棒でアルコール消毒をすること

5:同時にホース接続部の点検、余分なオイル汚れのチェックなども行うこと

 

このような習慣がつくと、ホース周辺だけでなくユニット全体を清潔に保とうという意識が、スタッフの間に浸透します。

ユニットやその周辺をどれだけ大切に扱うのかによって、耐用年数が数年も変わると聞いたこともあります。

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