2002年12月16日
今年も、残すところあと2週間。慌ただしい日々が続きます。
何だかついこの間まで、暑い日が続いていたように思いますが、急に朝晩が冷え込むようになったかと思ったら、各地の紅葉の話題はあっという間に駆け抜け、初雪から積雪のニュースに代わってしまいました。
年末に、北から南の話題を聞くたびに日本列島の広さを感じます。
この秋には横浜で日本国際歯科大会、ワールドデンタルショーが開催されました。
私も仕事でワールドデンタルショーと、個人的に勉強のために歯科衛生士シンポジウムを見学してきました。
ここでは勉強や情報収集の為に、デンタルショーの各ブースや、シンポジウム会場を走り回っているスタッフの姿があり、それを見ていると「私も頑張らなければ!」と思います。
やはり、このようなシンポジウムや学会に出向くことは、勉強だけでなく自分への刺激にもなると思います。
そんな中で心暖まる嬉しいことがありました。
以前、セミナーでお目にかかったスタッフから声をかけていただいたり、この“HITOMIの瞳で斬る!”コーナーを読んでいただいている先生から声をかけていただく等、嬉しい体験です。
「まさか?!」という所で、思いがけずに声をかけていただくほど、嬉しいことはありません。
相手の方が私のことを憶えていなかったり、相手の胸の内に「声をかけよう」という気持ちや勇気がなければ絶対に無理なことで、声をかけてくださった方々のお人柄に感謝です。
患者さんと私たちの関係も同じではないでしょうか。
患者さんも、スタッフから声をかけられたり名前を呼ばれたりすれば、疎外感なく、暖かい気持ちになるのではないでしょうか。
最初の一声には勇気が必要でしょうが、続けていれば自然にできることです。
相手の気持ちが優しくなれることを想像してください。
些細なことなのになかなかできないことですが、でもその一声が確実に良い関係を築くことには間違いありません。
だって、私がそれを体験したのですから・・・・。