2002年07月15日
日本の夏がやってきました。
ワールドカップ開催中は、応援の熱気で熱くなり、梅雨時の湿気は感じられないくらいでしたが、ワールドカップも終わると「夏!」を感じずにはいられません。
そんな夏日に、出張で出かけたある地方の蕎麦屋さんに入った時の話。
日本全国の有名蕎麦屋を特集した雑誌があり何気なくページをめくった時、「お客さんを対象とした商売は同じ」と私自身参考になったことを見つけましたので皆さんにもご紹介します。
それは、執筆者が雑誌のあとがきに「良い蕎麦屋の見分け方」を記載していました。
│ 『飲食店における味覚の比重は全体の3割。5割が店の雰囲気。
│ 2割が料理の見た目。お客が店内に入ってまず目にするのが仲居さんの顔であり店内の内装。
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│ “店の顔”でもある仲居さんと店内に清潔さを感じられなければ味も落ちる。
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│ 先ずは「暖簾」。きれいに洗濯された暖簾が傾くことなくキリリと下げられている。
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│ 玄関が清められているか。水打ちされていれば更に良い。
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│ これだけでも店主の蕎麦に対する真摯な姿勢を伺える。
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│ 避けたいのは、店外のお客の目に入る場所に、ビールケースや調味料などの箱が積まれているような店は、
│ 仕事に対する心構えがしっかりしていないことが多い。
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│ お店に入った瞬間に「いらっしゃいませ。」の声がかかれば良いが、
│ お客が入ってきたというのに世間話に熱中している仲居さんがいるような店は店主の目が行き届いてない。』
この執筆者の意見に、思わず納得ですよね。これって歯科医院にもいえることではないでしょうか。
第一印象は大切といいますが、患者さんに対して言うことだけでなく、看板となる医院の雰囲気やスタッフの態度も同じだといえます。
「毎日アツーイ!」からとダレていると患者さんは逃げていきます。
この夏を乗り切るためにも、あらためて見直して見てはいかがでしょうか。