2001年10月15日
少しずつ、秋風が肌に感じられるようになりました。
スタッフの皆さんも、ちょっと夏の時期の心構えとちがって、秋バージョンにモードを合わせましょう。
皆さんの歯科医院には、歯科衛生士学校の学生が、実習生として勉強に来ていませんか?
実習生は、学校内での実習とは違う臨床現場を、興味を持って「ジーッ」と見ています。
眼を皿のようにして、アンテナを張り、診療室内・スタッフの行動と言動を、一つも漏らさないようにと、隅々まで観察しています。
その一日の出来事を、実習ノートに書いています。
実習ノートに書けない内容は、学校の級友と話をしています。
皆さんの実習生時代を思い出してください。
スタッフの皆さん!実習生のお手本(モデル)になれるように、もう一度自分の姿や行動を見つめてください。
実習生は、学校で知り得なかった事を実習先で学びます。
このときのお手本になるのが、歯科衛生士・アシスタントの方々を含めたスタッフの皆さんの後ろ姿です。
子供が親の背中を見て育つように、実習生は皆さんの背中を見て育ちます。
皆さんが育てているのです。
今、勉強に来ている実習生が、来年4月に皆さんの医院に入ってくるかも知れません。その時、立派に育った実習生を見られるよう、自分の後ろ姿を見つめなおしてみましょう。