2002年11月05日
仕事をする女性の中で注目され、同性からも指示されている人にヘア&メイクアップアーティストの藤原美智子さんがいらっしゃいます。
皆さんの中にも彼女のファンの方が多いと思います。
NHKの教育TVに出演されているのを拝見し、彼女の執筆した本が何冊か出版されているのを知りました。
その中の『綺麗の法則』というエッセイ本をタイトル名に惹かれて読んでみました。
読んでいるうちに自分自身の日々の生活が向上していないなと感じ、自分の生活だから自分で変えなくてはと改めて反省することしきりです。
このエッセイの中に“なるほど納得”する文章がありましたので、皆さんにご紹介します。
「ルックスの決め手は“歯”と“髪の毛”」という部分があります。
この中には、アメリカの人たちのほめ言葉として使う、“Good Looking”という言い方の意味には「好印象」「感じがいいね」
というニュアンスがあって男女問わずに使うこと。
そのポイントとして、笑った時の歯がキレイなこと。髪の毛がよく手入れされていることが“Good Looking”に当てはまること。
なぜ“歯”と“髪の毛”なのかというと、“歯”は相手とのコミュニケーションのひとつである「私はあなたの敵ではありませんよ」というサイン。
キレイに整えた髪の毛は「私はきちんとした暮らしをしている」というサイン。
それも手入れの行き届いた髪を際立たせるために、ヘアスタイルはシンプルにしていること。
このことはアメリカという国は多くの民族が集まり、言葉や習慣が異なる相手に好印象を抱いてもらいコミュニケーションを取る場合に必要なことであると彼女なりの意見が書かれています。
“Good Looking”に込められている言葉の意味は深いなと感じませんか?
「読書の秋」です。時間を見つけてご一読をお奨めします。