2011年04月18日
テキスタイル業界も新素材がいろいろ開発されています。
最近、私は、水の吸収力がとても高くて、ミクロなホコリもすごく吸着するポリエステル100%の素材にハマっています。
自宅には足拭きマット、ハンディ型のモップ、タオル代わりの手ふき、床掃除用の付け替えモップと、4点もこの新素材の商品がありました。
この素材の良い点は、ほんとうに細かなホコリがよく取れることです。
拭き跡なども残らず、静電気の影響もない様子です。
洗って乾かし、再利用することで、ゴミも増えませんし、イニシャルコストがかかりますがエコロジカルです。
また、床用などのモップタイプはとても静かに清掃ができますので、患者さんがいらっしゃっても、見えないところでは清掃が可能です。
紙製などの床モップなどに比べれば、ホコリの舞い上がりも少なくなっています。
とくに医療現場における清掃の基本的な考えは、次の3点にあります。
1.できるだけホコリを除去すること
2.ホコリを舞い上がらせない清掃方法であること
3.業務の隙間や少しの時間でも、簡単に清掃をプラスする仕組みであること
医療の現場では、この3つのポイントを目標として、いかに効率よく清掃業務が終えられるのかを考えていくべきです。
そこに、この新素材の登場です。
色もカラフルですし、掃除を楽しいものだとイメージできます。
その上、扱いやすいので若いスタッフにも好評です。
雑巾といえば、不要になった古い薄汚れたタオルの再利用が一般的ですが、こうした新素材のポップな商品を使うことで、掃除嫌いなスタッフも、掃除が楽しくなり、やる気を引き出すことができるでしょう。
小さなモップは、受付周辺のカウンターはもちろん、窓際の清掃、テレビなどの周辺もキレイにできますが、私の一番のおすすめは、レジンを削った後の床清掃です。
これは重宝します。
清掃者はしゃがんで作業をする姿勢になりますが、床面に近づくことで、細かなゴミまで落ちていないかを見ることができますし、診療中でも静かに清掃でき、小さなチリ取りさえあれば素早く清掃可能です。
なお、1日の終わりに水洗いをして干しておけば、ポリエステル100%なので、翌朝すぐ使えるほど乾いています。
使い捨て用品、便利な物があふれている時代ですが、それらの掃除用品は、ゴミやランニングコストがかさむわりに、あまりキレイになっていない場合もあります。
また、掃除をするにしても、適当で横着な掃除しかできないスタッフも多くなりました。
誰が行っても最低限キレイになる道具をそろえることは、医院をキレイに保つために必要な要素です。
清潔な医院づくりに、ぜひご活用ください。