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変な院長が書いたモチベーションを高く保ち続けるしくみ作り 『スタッフが取り組むプロジェクト・アンケートプロジェクト』

2007年06月18日

当院ではスタッフがプロジェクトチームを作り、実践しています。チームといっても1人のものもあれば3人のものもあります。その中の一つ、『アンケートプロジェクト』では、患者様からアンケートを募り、集計や貼り出し、HPへの掲載をします。

今まで取り組んできたアンケートでは、「あなたの心のBest Hit Song」や「あなたの知っている舞鶴弁」などです。

Best Hit Songアンケートでは、院内にポストと記入用紙を置き、応募を募りました。スタッフのBest Hit Songをチェアサイドに貼り出し、診療中の会話の流れからご記入いただくこともありました。たくさんのアンケートを回収することができ、(大人の方からの応募も多数ありました!)素敵なエピソードと共に、いくつかをピックアップしてお礼の花束を差し上げることもありました。そして、アンケート係りのすごいところは、この回収したアンケートの曲をすべてレンタルして、何枚かのCDに焼きつけたことです。そのCDを個室の診療室で流しています。とても素敵な曲とエピソードをご記入いただいた男性には女性スタッフ一同感激し、待合室でその曲を流しながらお礼の一言と花束をプレゼントしました。そうするとこの男性から「いいCDですよ」と新たなCDを頂きもしました。

「舞鶴弁アンケート」では、普段何気なく話している舞鶴の言葉が、べつの地域では通じない!という舞鶴弁を募集しました。予想以上の反響と応募があり、これをもとに「舞鶴弁小冊子」が完成いたしました。これは常時待合室においているのですが、「欲しい!」という要望もあり、希望者には無料で差し上げています。

診療には直接関係のないようなこれらのプロジェクトですが、ここから来院者との会話や関係が深まり、信頼関係へと発展しています。「笑顔・癒し・アットホーム」をUSPにする当院にはぴったりのプロジェクトです。こういったプロジェクトにどうしてここまで取り組めるのか・・・それは、来院者の声です。「おもしろいわね」「いろんなことをされるのですね、感心します」といったお褒めの言葉を頂戴すると、ムクムクとやる気がわいてくるのでしょうか。そして、スタッフも巻き込むこと。まずスタッフ全員にアンケートをお願いしてみんなが興味を持つことで、誰でも来院者とそのプロジェクトについてお話ができます。