2006年11月20日
一般の就職活動をする場合、クラブ活動をしていると有利だといわれます。具体的にいうならば、単独でするものではなくて、バレーやサッカーなどのチームプレーをするクラブです。強いチームであるためには、個人としての向上心を持ち続けることはもちろんのこと、普段から、メンバーの動きを読むこと、チームとしていかにレベルアップするかを考えていることが求められます。そして個人的には、クラブを続けるという根気も評価されるでしょうが、メンバーに選出される過程の経験が重要視されています。
選手に選ばれ晴れ舞台でプレーするためには、こつこつとした技術の研鑚も必要ですが、コーチやキャプテンの指示に従い、どんな場でも実力を発揮すること、チームワークで連携することが求められます。一人だけがうまくてもチームを勝利に導くことはできませんし、お互いが、ばらばらのことを考えていてはいくら優秀なメンバーがそろっていても、勝つことはできません。
繰り返される練習の間に築きあげられるコーチと選手の間の信頼。選手同士の連帯感。まさに、歯科医院での組織力・チームワークと同じです。
■□ 明快なルール ■□
チームを活かすためには、明快なルールをつくり、オープンにしておくことが大切です。よくできるスタッフにねぎらいの言葉をかけたとき、まわりのスタッフが「よし!私もがんばろう!」と思うのか「なんで、あの人だけ?」と思うのか。組織力をアップさせるためには、誰もが納得する仕組みづくりが必要なのです。
野球の2軍の選手が、くさることなく努力しつづけられるのは、何をクリアすれば1軍にいけるかが、わかっているからなのです。幕下力士の努力もおなじですね。
自分の持つ力を最大限にだして働こうという意欲、さらには、自らを成長させてステップアップを図ろうという意欲。そんな意欲的なスタッフがいっぱいだと歯科医院も心強いですね。
□■ 山中先生のホームペ-ジ http://keiei-kyoto.com/