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税金の話 その2 『歯科医院の経営計画』

2007年09月18日

院長先生というのは、独立を決められた瞬間から、開業の場所、デザイン・設備の打ち合わせなどなどが始まり、やっとそれらがすんだと思えば、次には、診療方針について、経営について、スタッフの人事についてなど、悩むべきことが洪水のようにおしよせてきます。

普通の企業であれば、それぞれが部門にわかれていて、担当者がいるべきところのものです。しかも、先頭にたって診療にあたるのは、自分自身。ときには、スタッフをねぎらい、日計表をチェックし・・資金の残高とにらめっこをしながら・・と担当すべき業務をあげてみると相当の重労働になります。

■ 目先の解決 ■
そのため、目先の事件の解決がどうしても先になり、将来の展望とか、計画的経営とかを考えている時間がありません。診療が終われば、家族との団欒の時間もほしいのはあたりまえのことですし、さらに悩ましい状態が続きます。
医院について、少し落ち着けば考えようと思いつつ、気が付けばもう開業から10年以上という先生も多いのではないでしょうか。

少し前までは、一生懸命さえやれば、なんとなくお金が残っていて、今月は患者さんが増えたな、という勘ピュータと診療点数の増え具合というのは比例していました。まあこれくらいでボチボチとおっしゃる先生も、とくに対策などは必要なかったといえます。けれども、最近は、診療報酬の改定によって、昨年並みを維持するだけでも、ちょっと努力が必要になってきています。

■ 経営計画 ■
これまで「医業に営利はなじまない」というのは、あたりまえのこととされてきました。でも、これはどう解釈すべきものなのでしょうか?経営から目をそむけなさいというものでは、決してありません。「儲けるためになんでもかんでもする」ということと、「きちんと経営について考える」ことは異なります。
経営についても、まじめに取り組み、よりよい医療を提供することこそが求められているのです。

ただし、計画を紙に書いたからといって、明日から患者様が勝手に増えるわけではありません。院長先生の経営ビジョンにそった経営計画をたて、計画が、絵に描いた餅にならないように、実行のことを考え調整しながらすすめる必要があります。
 
 
□■ 山中先生のホームペ-ジ http://keiei-kyoto.com/