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HaLoだより ~その20~ —『クレーム対応―聴く』—

2006年08月21日

最近、医療関係で研修させていただく事が多くあります。
接遇研修なのですが、もちろん言葉遣い・お辞儀の仕方・挨拶・笑顔・姿勢態度・歩き方など形の部分についてもお伝えします。
ここで想像していただきたいのですが・・・。私がこの間、クレームを言ってしまった時のことです。
皆さんならどんな感情をもたれますか?
ダイエットの為にあるスポーツクラブに入会しようと思い、見学に行き、早速入会手続きを済ませて帰宅しました。
2ヶ月で、5Kg減を目標に決心をし、2ヵ月後の自分の姿を想像しながら、楽しみに帰宅した訳です。
そして、2日後に携帯の留守番電話にスポーツクラブから伝言。
「月会費引き落とし口座の件で、お届けの口座が、個人名義では無いので個人名義の口座をご用意いただき来店ください。」との事。
入会名は個人名、引き落とし口座は法人名+個人名の口座にしていました。
2日程、電波の届かない場所に研修に出ていたので、戻って、早速問い合わせの電話をしました。
答えは「個人名義でしか出来ません。いつご来店できますか?月をまたぐと引き落としが出来なく、店頭でのお支払いになります。それで何度かお電話しました。」。
私「この口座で引き落としたいんですが、どうしても出来ませんか?」
「出来ません。金融法で個人名義と引き落とし口座が違うといけない事になっていますし・・・。」。
私「もう一度カード会社に確認してもらえませんか?」
「同じ返事が返ってくると思いますから出来ません・・・。」ここで私はぶち切れました。
なぜなら、あるカード会社では個人名で登録し、引き落としは法人+個人名(フルネーム)で届出している形態が通っていたからなのです。
直接、提携しているカード会社に問い合わせしたところ、「フルネームが入っていれば出来るかもしれません。口座係に問い合わせてみないと分かりませんが」との事でした。
さあ、この対応でどんな感情が湧き出てきますか?(次号に続く)