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HaLoだより ~その33~ 『大自然とエネルギー』

2007年05月07日

先日、とある企業さんの研修に、長野県まで行って参りました。立山連峰がそびえ立つ大自然豊かな環境です。それだけでもマイナスイオンが満々で癒されます。その研修は、私と親子ほどの年齢差がある男性の方々との研修です。接遇とコミュニケーションの研修だったのですが・・・。さてさて!人生の大先輩に接遇研修を実施するにはどうしようかと思い悩みましたが、やはり今までの功績がある方々です。プライドを崩してはいけません。若輩者ですがよろしくお願いいたします。という態度・姿勢で接し、「何で今更研修なの?」というマイナス感情を最初に吐き出していただきました。その結果、3日間の研修で、「これからの人生に大変参考になる内容でした。」とのお声をいただく事ができました。帰りには、地元のお米や、大自然の天然物のたらの目などをお土産に頂き、「また来てくださいね。」とお見送りをしていただく事が出来ました。
要はやはり、素直に人と関わることだと思います。虚勢をはらず、あるがままの自分を理解してもらい関ると、他人は壁を取っ払ってくれるのだなあと思いました。これが、「私は先生!!年下でも偉いのよ!わたしの言うとおりに、態度姿勢を改め言葉遣いもきっちりに・・・!!」なんてコミュニケーションを取ると、信頼関係は結べず、失敗に終わっていたんでしょうね。いつも思いますが、教える事は学ぶ事なんですね。色んな工夫をされて、接客案内業務の仕事をこなされていました。仕事の話だけでなく、ご自分の趣味をお客様にお伝えしたりと。若輩者の私を先生と呼んでくださり、色んな質問を投げかけてくださったり。先生とは先に生まれて人と書きますが、接遇知識は私の方がありますが、人生経験は受講生のほうが上、まさに先生です。これは身近な職場でもいえる事ではないでしょうか?尊厳をもって人と関わる事の大切さを改めて教えていただきました。