2006年07月18日
聴くと言う事Ⅱ
前回のメールマガジンで聴くことの重要性をお伝えしました。
今回も『聞く』ではなく、『聴く』ことをお伝えいたします。
聞く・・・聞こえるの意。
聴く・・・十四の心で耳を傾けて聴くの意。
訊く・・・質問し、相手の事をより深く知るの意。
同じ『きく』でも意味合いが変わってきます。
ここで1つ、聴くワークをお伝えしましょう。
スタッフ間で一度、『聴く』ことについて体感してみてください。
コミュニケーションにおいて、目を合わせる・うなずく・微笑むことの重要性を理解していただきます。
2回の同じゲームを通じ感情の違いを体感してもらうことがねらいです。
まず、
1、Aさん・Bさんの2人がペアーになり、向かいあって座ってもらいます。
膝と膝の間、握りこぶし2つ分の間隔を空けて。
2、1分間ずつ好きな有名人について話をしてもらいます。
・先ずはAさんからBさんへ1分間 →次はBさんからAさんへ1分間お話。
・この時の条件:聞き手は目を合わさない・微笑まない・うなずかない。
いわゆる無視をする。
3、再度、同じ話を1分間ずつ、それぞれにしてもらう。
この時の条件:聞き手は目を合わす・うなずく・微笑む。いわゆる話をよく聴く。
4、それぞれゲームの感情・時間間隔の違い等を話し合ってもらい、シェアリングしてもらいます。
目を見て話す・うなずいてあげる・微笑んでよく聴くことの重要性を理解してもらう。
きっと話の広がりや、時間の感覚さえ違ってくることでしょう。
そして、安心感・信頼関係も違ってくると思います。
一度、医院内で実践してみてください。