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澤泉式“勝ち組歯医者”の経営術【10】一目でわかる紹介の流れ、“紹介地図”を描く

2008年06月02日

「開院されてから現在まで、どれぐらいの数の患者さんに、医院を紹介していただいていますか?」

「開院された当初の患者さんから、今、紹介によって来院されている患者さんまで、どのように繋がってきているか、ご存知ですか?」

「患者さんを紹介してくれた患者さんたちが、皆さんの医院をどのような言葉で紹介してくれているかをご存知ですか?」

この3つは、紹介による患者さんを計画的に増やしていくために必要な要素です。

ただし、忙しい先生方の頭の中でずっと覚えておくことは困難です。

そこで、役に立つのが『紹介地図』です。

『紹介地図』とは、紹介によって来院された患者さんの過去から現在までの繋がりを、『家系図』のように書いたもので、『紹介地図』を見ると患者さんたちのことを思い出したり、考えたりができるのです。

例えば、

「佐藤さんは、うちのことを“先生もスタッフもとっても感じの良い医院”と紹介してくださっている!佐藤さんの紹介で来院してくださる患者さんは、当然、自分やスタッフの対応に期待して来院されるのだから、気を付けて対応した方がいいな」

というように、患者さんの繋がりや、紹介によって来院される患者さんをイメージすることで、事前に患者さんの対応方法を考えることもできます。

また、

「加藤さんは、歯の治療で来院された時は、患者さんを紹介していただけなかったけれど、PMTCを受けた後は、内藤さんや太田さんにPMTCを勧めてくれた。まだ患者さんを紹介していただいてない患者さんにも、PMTCやホワイトニングなどを受けていただく努力をすれば、加藤さんと同じように、新しい患者さんを紹介していただけるようになるかも知れないな!」

など、『紹介地図』は、“患者さんの繋がりをイメージする”だけではなく、紹介による患者さんを積極的に増やすための取り組みを考え、実践していくことにも役に立ちます。

紹介の患者さんをさらに増やすために、『紹介地図』を活用してみてはいかがですか?

どうぞ参考になさってみてください。

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☆今回のポイント!
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『信頼』の繋がりを目に見えるようにする!

 

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