2008年12月01日
「どんな歯科医院にしたいか」
によって、それを実現するために必要なことや人が違ってきます。
例えば、子育てで考えるとわかりやすいと思うのですが、
“将来サッカーの選手になって欲しい”という目標を持ってする子育てと、
“将来官僚になって欲しい”という目標を持ってする子育てでは、
その子供に通わせる習い事なども違ってくるはずです。
スタッフ育成もそれと同じで、皆さんの歯科医院の理想像目標をまず決めるところから始まります。
そして、それらを実現するために、“スタッフに求められる能力”を身につけてもらうために必要な教育方法を考え、実践していくことが、スタッフ育成には大切です。
弊社のサポート先の歯科医院様の事例をご紹介します。
【A歯科医院】
★歯科医院の目標
『常に最新の技術を提供できる歯科医院にする』
◆実践しているスタッフ育成の取り組み
・最新技術取得の研修会に、年に○回参加してもらう
・毎月2冊最新技術に関する書籍を読んでもらう
・毎月2回院内で技術勉強会を開く
【B歯科クリニック】
★歯科医院の目標
『最高の患者さん対応ができる歯科医院にする』
◆実践しているスタッフ育成の取り組み
・毎月、サービスの評判が良いレストランで食事会を開き、そこで感じたことを、それぞれがまとめて、
院内ミーティングで発表して、医院にどのように取り入れられるかを考える。
・この1ヶ月間で、感動したサービスを院内ミーティングで持ち寄り、どうして感動したのか、医院にも取り入れられるのかを考える
・コミュニケーション能力を高める研修に参加する
・サービスに関する書籍を、月2冊読ませる
このようにして、スタッフ育成を実践されています。
いま一度、皆さんの歯科医院の理想像や目標を考えてみることをオススメします。
何に向かって人を育てるのか、スタッフ育成のゴールを最初に考えると、スタッフ育成のために実践することを考えやすくなります。
そして、スタッフ育成は、“継続的に行う”ことが、ゴール(目標)にたどり着くポイントのようです。
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☆今回のポイント!
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スタッフ育成のスタートは、ゴールを決めること!
>>澤泉先生のホームペ-ジ
http://www.shika-kaikei.net/