2008年07月22日
インプラントや自費の義歯の患者さんを、患者さんからの紹介で増やしていくために患者さんとの信頼関係を強くする取り組みを実践されている歯科医院があります。
その医院では、“患者さんのフォロー”、“インプラント治療終了祝い(義歯完成祝い)”を兼ねて、インプラント治療終了後(義歯完成後)、院長先生と技工士と患者さんの3人で食事会を開いています。
院長先生は食事会で、治療後の歯で実際に食事をしてみた感想を、直接患者さんから聞いているのです。
患者さんのための治療に力を入れながら、患者さんに、
“患者さんのことをしっかり考えてくれる歯科医院”
“しっかりとフォローしてくれる歯科医院”
というイメージを持っていただけるように取り組んでいるのです。
この取り組みを実践する前は、患者さんが実際に食事をしてみてどう感じるか、現場でその本音を聞くことは不可能でした。
良く噛めるようになって、嬉しそうに食事をする患者さんの笑顔を見ることができるようになるだけではなく、気になるところをその場で聞けるという点でも効果を実感し、以来積極的に食事会を開いているのです。
インプラントや義歯に限らず、治療を終えた患者さんが、素晴らしい笑顔で食事をしている姿を見る機会ができたことが特に大きいと院長先生はおっしゃっています。
「歯科医師の仕事に従事しながら、これまでそのような素晴らしい笑顔を見る機会が無かった。食事会を始めたことはこれからの歯科医師としての仕事にもプラスになる」とのことです。
また、院長先生は、自分の感動をスタッフたちにも経験させたい、その方が彼らの仕事にもプラスになると考え、食事会にスタッフも交代で参加してもらうようにしています。
こういった取り組みが患者さんの間で評判になり、今、この歯科医院は、食事会に参加していただいた患者さんの、ご友人たちの来院が増えています。
最近のこの医院では、インプラントや義歯の患者さんだけでなく、そのご友人たちも招いた食事会を開いて、輪をさらに拡げていらっしゃいます。
どうぞ参考になさってみてください。
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☆今回のポイント!
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“治療の「終わり」が、永いお付き合いの「始まり」”
この姿勢を患者さんに表現する
>>澤泉先生のホームペ-ジ
http://www.shika-kaikei.net/