MAIL MAGAZINE メールマガジン

HaLoだより ~その13~ —学生と社会人の違いについて—

2006年04月17日

4月も半ばを過ぎました。街角で見かける新人達は初々しいですね。
先日、ある企業さんの新入社員研修を2日間実施しました。学生と社会人の違いについて、幾つかの投げかけをしました。例えば『お金』学生の頃は、お金を払って授業を受けに行きました。遅刻しようが、休もうが、勝手です。社会人になれば、お金を頂いて、働いている。しかも、有給休暇という、お金を頂いて休みを取れる制度もある。給与を頂いた分、職場に利益をもたらせないといけない。面白かったのが、『ローン』保護者の承諾を得、小額のローンは組めたが、社会人になると、保護者の承諾なしに自分の信用・実績で高額のローンが組める。本人たちの意識が変わり、社会に対し責任が出てきた様が伺える内容でした。この時期、学生気分も抜けない時期ですが、学生と社会人の違いは顕著な違いがあります。分かりやすいところでは、映画のチケットも学割で1500円が、一般料金の1800円になります。この300円が身にしみますねぇ。時間管理にしても、学生の頃は自由でしたが、社会人は、最低8時間は仕事に拘束されます。そして睡眠に7時間、通勤に1~2時間、食事、入浴時間を入れるとプライベートの時間が少なくなります。それだけ仕事をしている時間が占めてくるという事で、仕事を充実させないと、1日の大半が面白くないという事です。
自分は、こんなことが出来る。特技や資格、今出来ていること。それを仕事で活かしながら、今後何をしたいのか?という、目標や夢を持って接していかないと、惰性で日々を過ごしていくことになります。今、見つからなくとも、今後、人生を活き活きと生きていく上で、自分がどうなりたいかの『夢』はお持ち頂きたいです。新入社員研修でも、そう締めくくりました。自分の一回きりの人生です。自分を活かせないのは人生最大の損失だと、私は思います。フレッシュマンの方々がんばってくださいね。