2006年03月20日
最近、英会話を習い始めました。20数年ぶりに英語を習うので文法も当然忘れています。でも、英語が通じる。それもネイティブの外国人に。
Hi!Kazumi. How are you?(元気?)
私:I’m Fine(すっごく元気の意)
Are you OK?(どうしたの?体調でも悪いの?) 変な会話ですね。「元気よ」って答えたのに「どうしたの?」って聞き返されました。「元気よっ」とは言葉で答えましたが、お腹を押さえ、眉間にシワを寄せ口角を下げ、低い声で「Fine」と答えたからなんです。その時私は「お腹が痛いの」って言う英語が分からなかったのです。と言う事は、言葉よりも非言語でのコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)の方が相手には伝わりやすいという事なのです。だから私のつたない英語力でも会話は成り立つわけです。
テーマに持ってきた「人は見た目が9割」竹内一郎著の本ですが、これは大げさでも何でもないのですね。こんなデータがあります。メーラビアンの法則といいます。(添付資料参照)人に何かを伝える時には、言葉や話の内容で理解してもらえるのはたったの7%しかないのです。後は目や耳から入る情報、つまりジェスチャーや声の調子で、何を言いたいか、相手には伝わっているのです。例えば、カップルの会話です。「お前なんか大嫌い」「私も嫌い」となんだか危ない会話。ただ、手は恋人つなぎ、声は優しい調子、目は見つめ合って笑っている。これは?そうですよね。心は「スキ」っと発して、相手も「うれしい」と受け止めて、「私もあなたのことスキッ」と返していますよね。日常でも、「はい」とお返事はいいけれど、「あいつはわかってない」とお叱りを受けるのは、この辺りで、相手に見抜かれているのですね。気をつけたいものですね・・・。