2005年12月05日
先日、仕事で「鳥取」に行ってきました。
天高く馬肥ゆる秋、まさに快晴。そんな陽気に誘われて、幼少の頃、1度行った鳥取砂丘を訪れました。
幼い当時の記憶では砂しかなかったのですが、砂丘を登っていくにつれ大海原が広がり、白砂とのコントラストがとても綺麗でした。
そこでラクダとの出会い。ラクダ乗り1800円、写真撮影100円を払い、ラクダとのツーショット。
調教されているのに驚き!「お座り」「立て」の指示にちゃんと従うのですね!
シッポを見てみると、プリプリ振っています。「私と写真を撮って喜んでいるんだわ!」と調教師に聞いてみると、それは、『ストレスを発散している』との事!ラクダもストレスを感じる生き物で、発散方法をちゃんと知っているんだ、と感心した次第です。
人間は大脳生理学上、本能脳と理性脳があり、その葛藤によってストレスが生じると言われています。例えば、「おなかが空いた。お饅頭が食べたい。」「でも、ダイエット中だから食べられない。」「でも食べたい。」「でも太るからダメ!」「ウ~食べちゃえ」みたいな葛藤です。
現代は、理性的な社会。
本能のままに生きられればストレスなんて溜まらないのですが、理性が働き本能を抑圧する。現代人はまじめ人間が多く、「~しなければならない、
~してはならない~でなければならない」など、頭で考えたり、抑圧したり、人目や評価、完璧さを気にしたり、と理性的になり過ぎる結果、人間の身体をコントロールしている脳幹の自動調整機能に障害を及ぼす。すると心身のバランスが取れなくなり、自律神経失調症等になってしまう訳です。
では、人間もラクダのようにストレスの発散方法を知っていればいい訳です。
ご自分のストレス発散方法はご存知ですか?次回は、その発散の仕組み・方法についてお話しします。(次号につづく)