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HaLoだより 〜その37〜 『空気を読む3 スティンガーの法則』

2007年08月06日

面談時の注意として、真正面に座ると緊張するので、L字形に座ると緊張を和らげるとお伝えしました。空間というのも、空気なのですね。空気って言うのは、言葉以上に影響があるとお伝えしましたね。

ちなみに、異性との会話を弾ませる場合には、真正面に座るよりも、隣同士に座り、同じ方向に目を向けて話す方が会話が弾むといわれていますね。真正面に座るとどうしても相手と対決姿勢になってしまう傾向が強いんですね。これをスティンガー効果といいます。

人の「なわばり」は自分を中心に円ではなく、卵形の楕円なのだそうです。自分の左右は狭く、前方に楕円が長く後方は狭くなっているのです。つまり、横に座った方が、案外ノーマークで気にならないんですね。あまり目をあわすことが無いからでしょうね。

そういえば、混雑している時の合席も、正面だと気になりますが、横同士だと案外気にならないものですね。空間って言うものは、空気を作るうえでとても重要なのです。ただ、部下指導やお客様、患者様といきなり隣同士に座るのは失礼ですし、距離が近すぎますね。

前回お伝えした、L字形(机の角を挟み斜め45度の角度)に座って面談すると、とても落ち着いた雰囲気で面談する事が出来ます。逆に仕事だけの関係性を保ちたい場合は、心理距離を置きましょう。広い天井や大広間、大きなテーブルのある場所なんか良いですね。参考までに、距離感をおきたい方とのデートは、中華料理なんか良いですね。真ん中にターンテーブルをのせて、くるくる回る大きなテーブルはもって来いです。

まずは、パーソナルスペース(なわばり)があるので、それを犯さない距離からのおつき合いが良いでしょうね。でも、ご挨拶は真正面からあなたの顔をしっかり見せて下さいね。