2006年11月06日
こんな本が、巷にベストセラーになっていましたね。「なんて失敬な!」「人は中身だ」とおっしゃる方。ごもっとも。最終的には人は中身なのですが、中身を伝えるのには、やはり外枠の形が必要なのですね。この本の著者は演出家の方なのですが、演技をつけるのは、やはり型(かた)が必要ですよね。役者さんにもいろんな方がいらっしゃいます。悪役、二枚目、三枚目、ヒーロー。
1人で何役もこなされる役者さんもいますね。その役役で人格が一致するかと言えばそうではないですね。殺人犯の役をする時に、殺人犯を起用するかと言うと、とんでもないですね。役にリアルにマッチングする人を探していたたら『きり』がありませんね。ならどうするか?先ほどの『型』ですね。俳優さんに役になりきってもらう、演技してもらうわけです。表情・姿勢・態度・目線・服装・髪型・声の出し方・スピードによって受けての印象が変わりますね。
上手い役者さんは、何役もこなされます。チャップリンは、無声映画の時代でしたから、表情だけで喜怒哀楽を表現していましたね。ですから、役者さんの本当の人格とは関係無しに、その役を演じられるわけです。ちなみにメーラビアンの法則という、印象についての統計の資料をご覧下さい。目は口ほどに物を言う。なんていうことわざは、良く耳にしますね。そこで、表情のストレッチをご紹介しましょう。朝のミーティング時にスタッフでされると、1日表情豊かに、患者様にいい印象を与えることが出来るでしょう。
では、
1. 自然に目を閉じ、心を落ち着かせる。
2. パッチリ目を開け、左→右→上→下、ぐるっと回す。
3. まぶたに力を入れしっかり閉じる。
4. びっくりした時の表情で目を見開き、眉を上げる。
5. 困った時の表情で眉間に力を入れる。
これで目の周りのストレッチ完了です。ぜひ、院内でもお試しくださいませ。
*メーラビアンの法則について