2003年06月16日
今回はホワイトニング治療のお勧めにどのように活用するかについて、ひとつポイントを提案させていただきましょう。
患者さんの中で、明らかに有色歯でお悩みの方は別として、現在、ご自分の歯の色について問題とは感じておられない患者さんに、このスキルを使い、ご自分で気づいていただくことをチャレンジしてみてください。
(1)状況質問
・ご自分の歯の色について気にされたことはありますか?
・笑った時に、他の方の白い歯について感じたことはありますか?
(2) 問題質問
・ご自分の歯の色について、把握されたいのですか?
・笑う時に、歯の色のことを気にされたことはありますか?
(3)示唆質問
・さらに印象をアップさせるのは、どうしたら良いとお考えですか?
・現在の歯の白さを保つためには、具体的にどのような方法をお考えですか?
(4)解決質問
・どんな方法なら、手軽で試してみても良いとお考えですか?
・今の状態から、どのようになれば良いとお考えですか?
最終的には、こちら側からお勧めするのではなくて、患者さんのほうから、「是非、詳しいお話しを聞きたいわ」の一言をいっていただく流れです。
いかがでしょうか?
現場で使えるかどうか、わかりませんが、ご自身の医院なりの特徴を入れて組みたててチャレンジしていただければと思います。