2010年07月20日
新製品が日々増えていく100円ショップ、前回(2009年夏)もいくつかご紹介しましたが、他にもこんなふうに使っています。
≪かごの利用≫(写真1、2参照)
フッ化物や研磨剤など、何種類かの製品を使用していますが、収納が乱雑になってしまいますよね。
きちんと整理され、立てた状態で保管すると、選んで取り出すときも手早く、液漏れも少ないようです。
100円ショップのプラスチックケースは簡単に仕切りを作り、保管することができますが、この診療室では100円ショップのかごタイプの入れ物だったので、仕切りをするのが難しく、いつもごちゃごちゃになっていました。
趣味のフラワーアレンジメントのテクニックを思い出し、ビニル紐を使ってかごに仕切りをつくりました。
最初はビニル紐が下がってしまい、数日で、再びごちゃごちゃに。
そこで、カーバイトバーとエンジンを使ってかご側面に切り込みを入れたら、ビニル紐が下がらないように固定することができました。
プラスチックケースでも、同様に仕切りを作ることはできるので応用してみてください。
≪小物入れ≫
100円ショップには、さまざまな大きさのトレーなどが置いてあります。
大きさの違う何種類かを用意し、いろいろな用途で使っています。
傷がついたり、汚れが落ちなくなったら、新しいものに取り替えるようにしましょう。
・ハンドソープ、速乾性消毒液入れ
どうしても薬液がたれて周りが汚れてしまいます。
こうしてトレーに入れると周りが汚れず、トレーも簡単に洗浄でき、いつもきれいに保てます。
・メガネ・アクセサリー入れ
ユニット付近、レントゲン室などに置いておくと、メガネを落としたり、アクセサリーを紛失するのを防げるようです。
お子さんたちの自転車の鍵、ゲーム機なども置いておくところを決めてあげると、忘れ物が少なくなります。
・写真たて
受付周りは患者さんへのインフォメーションなど、掲示物が次第に増えていきます。
ベタベタとたくさん貼ってあるのはセンスがいいとはいえません。
写真たてを使って、「おしらせ」を提示すると、会計待ちの間に見ていただくこともでき、すっきり片づいて受付のイメージも良くなります。
≪当番表≫(写真4参照)
診療室の掃除は、各自が気になったら率先して行うが理想ですが、新しいスタッフがいたり、スタッフがシフト制だったりすると、なかなかうまくいきませ
んよね。
ホワイトボードとマグネットを使って当番表を作った医院がありました。
当番の変更・移動も簡単にでき、とても便利です。
そしていつか、この表を使わなくても、診療室の掃除がうまく回っていくといいなぁと思っています。