MAIL MAGAZINE メールマガジン

インターネットサイトを利用しよう

2011年08月01日

こうして、メールマガジン(メルマガ)を読んでくださるみなさんはパソコンを持ち、インターネットもよく使っているのでは・・・と思います。

そこで今回は、私が患者さんへの指導に使ったり、「お時間のあるときに見てくださいね」とおすすめしているインターネットサイトをいくつかご紹介します。

前回ご紹介した説明媒体に印刷したものを入れ(図4)、必要ならコピーを差上げるという使い方もしています。

(図4)

★小児科と小児歯科の保健検討委員会医師・歯科医師の意見の相違から、保護者の方が当惑することがないように、それぞれの立場で子どもの保健という目標のもと、いくつかの課題を検討し、医師・歯科医師の総意として、現時点における「考え方・指針」を作成し発表しています。

項目はイオン飲料・母乳・おしゃぶり・指しゃぶり・幼児食・歯みがきがあり、必要な項目について、患者さんに説明することができます。

http://www.jspd.or.jp/contents/common/pdf/download/06_03.pdf

★株式会社 ピジョン担当している患者さんが妊娠、出産、育児となり、妊娠中の口腔内トラブルから出産後の授乳や離乳食、いつから歯みがきが必要か・・・など、質問されることはありませんか?とくに「離乳食」に関しては不安が多いようです。

もちろん、栄養については専門職からの指導も必要ですが、「食べる」ということを考えた場合、私たちも「離乳食」についてアドバイスできるといいと思っています。

この「妊娠・出産・育児まかせなサイト ピジョン インフォ」では、管理栄養士さんによる離乳食指導、食具・食べ方トレーニング、歯みがき、口腔機能の動画などがとてもわかりやすく掲載されています。

離乳食指導 ⇒ http://pigeon.info/baby/pickup/feeding.html

食具・食べ方トレーニング ⇒ http://pigeon.info/baby/pickup/feeding.html

まず、こちらのサイトを紹介し、さらに詳しく知りたい方には本を紹介したり、お口の機能の説明をしたりしています。

★公益財団法人ライオン歯科衛生研究所ライオン株式会社
→公益財団法人ライオン歯科衛生研究所
http://www.lion-dent-health.or.jp/work/

とてもわかりやすい説明ツール、研究事業、リンク集など、さまざまな用途でとても役に立ちます。

★歯科臨床における院内感染予防ガイドライン(2003)患者さんへの説明用ではありませんが、院内感染対策も、スタッフ全員が同じレベルの知識と技術を維持していないと成り立ちません。

新しいスタッフが入った時に読んでもらったり、何かわからないことが起きた時に調べたり、確認するようにしています。

http://api-net.jfap.or.jp/library/guideLine/dentalGuide/images/2003.pdf

他にも厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
健康日本21   http://www.kenkounippon21.gr.jp/
日本歯科衛生士会 http://www.jdha.or.jp/
8020推進財団 http://www.8020zaidan.or.jp/index.html
などをよく利用しています。

お母さまは理解していても、ご家族の協力が得られず、なかなか子どもの口腔内環境が改善できないケースがありますが、このような場合でも、お母さまを責めるのではなく、「このサイトをご家族でお読みになったらいかがですか?」と説明すると、ご家族の関係を壊さずに改善できることもあります。

インターネットサイトは、イラスト・写真・動画などが多く、わかりやすいですよね。

また、一般開業医院のホームページにも「なるほど!」と思う説明方法やツールなどもあり、専門職の私たちにも説明の参考になるヒントが満載です。

時代にあった情報提供をするために、大いに活用すべきと思います。

ただ、大量の情報があふれている現在では、正しい情報を見極めること、自分の知識を増やし間違った意見に惑わされないことが、とても重要なことだと思います。

前回も述べましたが、EBMにもとづいた内容であることと、出典を明確にすることを心がけて使用しています。

みなさんのおすすめサイトはどんなものがありますか?