2008年09月01日
『患者さんたちと、もう少し会話などのコミュニケーションを取りたいのですが、何か良い方法はありますか?』
というご相談をよくいただきます。
会話やメールなどでのコミュニケーションは、“キャッチボール”に例えて説明されることがあります。
こちらから会話を投げかけてあげれば、投げ返してくれる。
相手の話を聞きたければ、まず自分から話を投げかけることなどが共通するからでしょう。
そこで、弊社の会員歯科医院様で実践し始めて、成果を挙げている取り組みの一つをご紹介します。
○『歯に関するテレビ番組情報』を提供する。
医院側から患者さんに、『歯に関するテレビ番組情報』を積極的に提供し、番組をご覧いただいた患者さんと、『歯』についての会話やコミュニケーションを増やすことで、患者さんが自分の歯にさらに関心を持っていただくための取り組みです。
もともとは、テレビ番組をご覧になった患者さんから、番組内容について質問されたときに、先生やスタッフが困らずに適切な回答をすることで患者さんとの良好なコミュニケーションづくり、信頼関係づくりに役立てるために始めた取り組みでした。
最近ではそれをさらに活用し、患者さんがご覧になるのを待つのではなく、医院から、良い情報も悪い情報も含め、積極的に提供し、番組を見ていただくことで、患者さんに『歯』や『歯科』について関心を持っていただき、患者さんから質問いただく機会、患者さんから話しかけていただく機会を増やす方が良いと考えるようになりました。
そこで来院された患者さんに、
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┃ <お 知 ら せ> │
│ ┃
┃○月○日(日)20:00~「○○○○」(△△テレビ系列)│
│『唾液』をテーマにした番組が放送されます。 ┃
┃ │
│直接、皆さんの歯に関した内容があるかどうかはわかりません┃
┃が、唾液は、皆さんの歯を良い状態に保つことに関係があるの│
│で、ぜひご覧になってみてください。 ┃
┃ │
│また、ご質問があれば私達に何なりとお聞きください。 ┃
┃ │
│ 院長 ○○ ○○ ┃
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という先生からのコメントを添えてお知らせし始めたのです。
そうしたところ、多くの患者さんが放送をご覧になり、
「先生、テレビ見ましたよ」
「先生の医院でも○○は出来るのですか?」
「見るのを忘れてしまったけど、面白かったですか?」
などと声をかけてくれるようになりました。
この医院ではさらに、先生とスタッフがテレビ番組を見た感想や関係のある情報をまとめた『医院新聞』を制作し、定期的に患者さんに情報提供することで、これまで以上に患者さんとのコミュニケーションを図り、効果を上げていらっしゃいます。
患者さんとのコミュニケーション機会を増やしたい歯科医院様はぜひ実践なさってみてください。
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☆今回のポイント!
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「相手の話を聞きたければ、まず自分から話を投げかける」
>>澤泉先生のホームペ-ジ
http://www.shika-kaikei.net/