2001年07月16日
私の周りには、パソコンにとても興味がある。でも、活用方法が分からない歯科衛生士が大勢いて、よく教えて欲しいと頼まれます。
本屋では、「できる!…」とか「超図解…」などの、ソフトウェア別解説書が多く売られていますが、私は、あの種類のパソコン雑誌を読むのが好きで会社と家に何冊も置いてあります。
しかし、全部読むわけではありません。できそうな箇所や業務に使えそうな箇所だけ、かいつまんで読んでいます。
読んでいて、“歯科衛生士が書いた、歯科衛生士のためのパソコン解説書があったらいいな”と感じました。
“私のパソコン活用術を、分かり易く説明していくのはどうだろうか”という思いを、業界誌の編集部に持ち込みました。
当時は、これから新世紀を迎え、IT革命ともてはやされていた時期だったので、上手に時代の波に乗ることができ、2000年の10月号から2001年の6月号まで、9回分の連載をゲットすることができました(このお話が皆さんに届く頃は,最終回が掲載されています)。
1回~6回は、WordソフトとExcelソフトの活用方法、7回~9回は、Power Pointソフトによるプレゼンテーションの方法を、分かり易く説明したつもりです。
業界初の試みでした。
対象は、パソコン初心者、パソコンを購入したけど、インターネットと電子メールしかやったことのない人、または、パソコンの面白さにはまりだした人々です。
既にパソコンを使いこなしている人々には、読む必要がなく、関係ないと思っていましたが、実際には、この方達こそが熱心な読者になってくれたようです。
かつての自分もそうであったように、独学でパソコンをマスターしている人々は、往々にして合理的でない方法でパソコンを扱っています。
しかし、ここまで、言い切るには、私がどれだけパソコンを扱えるか証明しなくてはなりません。
そこで企画を持ち込むのと同時に、パソコンを基礎から勉強する決心をしました。
皆さんは、“MOUS”と言う資格をご存知ですか?
(MOUSの説明は次回に続く・・・)