MAIL MAGAZINE メールマガジン

I am a Digital Hygienist !?(2) ~ 歯科衛生士のパソコン関心度~

2001年07月02日

私は産業に従事している歯科衛生士ですが、「産業歯科保健研究会」という組織に所属しています。

この会は1年に2回、夏と冬に開催されます。会員は主に、都内の企業内歯科診療所、健康保険組合または、付属の病院に勤務する、歯科衛生士ですが、歯科医師も在籍しています。

都内ばかりでなく、遠方から来られる方もいます。

他企業の歯科衛生士は、どれくらいパソコンを活用しているのでしょうか?
とても興味がありました。

 
私は、ここで運営委員(研修担当)の役をやらせて頂いています。

この会の目的は、産業に携わる歯科衛生士達の情報交換の場を提供し、歯科衛生士の資質の向上を図る事です。

若い歯科衛生士や、キャリアを積んだ歯科衛生士が一緒になって、産業に携わる歯科衛生士のあるべき姿や、歯科保健活動をどのように展開するべきかなどを中心に討議しています。

また、どちらかと言えば、歯科衛生士が苦手としている他職種間との議論や、自己PR力を身に付けるために、グループワークも定期的に行っています。

自己PR力を身に付ける最も効果的な方法として、各企業の実践報告があります。この時に歯科衛生士は、スライド、OHP、OHC、パソコンなどを使用して発表します。

ここ1~2年くらいでしょうか、パソコンのPowerPointソフトを用いて発表される方が増えました。

初めてPowerPointによる発表を見た時は、大勢の歯科衛生士が羨望のまなざしを向けたものです。

かく言う私も触発され、2回目にPowerPointで実践報告をしました。
私の発表を聞いて、翌日、パソコンを2台も買ったとの話も聞きました。
これに引き続いて、パソコンでプレゼンテーションをする歯科衛生士が増えました。

このように私の周りには、“パソコンにとても興味がある、でも活用方法が分からない”と言う歯科衛生士の方達から、パソコンを教えて欲しいと、よく頼まれます。

そこで私は、ある決意をしました(次回に続く・・・・)。