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集患・増患・寶谷ゼミ【9】口コミを増やして増患するテクニック

2009年06月01日

今回は「口コミで患者さんを増やす」ちょっとしたテクニックをご紹介しましょう!

その方法のひとつは、午前中の最後の診療の時間帯を、女性(とくに主婦)や過去に来院者を紹介してくれた人を中心に、アポイントを取ることです。

「女性(とくに主婦)、過去に来院者をご紹介してくれた人」は、医院のことを話題にしてくれやすい人であり、なんらかの人脈やコミュニティを持っている可能性が高い方たちです。

院長先生も、奥様から今日あった出来事を延々と聞かされた経験があるのではないでしょうか。

“女性は男性より話が好き”
“よく友人や知人で集まる”
“その日のあった出来事をテーマに話をしたがる”

女性にこのような傾向があることは、男性と女性の脳の構造の違いからもわかっていることだそうです。

今回の口コミアップ手法は、この性質を利用しています。

具体的には、次のような展開を期待しているのです。

女性が午前中にあなたのクリニックで治療を受ける
→ランチタイムや午後に知人と、食事をしたり、井戸端会議をする
→その日の出来事(=あなたの医院に行ったこと)の話をする
→口コミが生まれる。

「午前中の最後の診療枠に予約をとる」ことをおすすめする理由は、女性がお昼から午後にかけて誰かと会うことが多いからです。

これが翌日になってしまうと、あなたの医院のことが話題にのぼる確率は急激に下がってしまいます。

午後の遅い時間の予約ですと、その日のうちに知人に会う確率が減ってしまいます。

夜、他のことをしたり、就寝してしまうと、翌日は歯科医院に行ったことさえも忘れてしまうかもしれません。

ですから、ランチや井戸端会議の直前の、午前中の最後の診療枠で予約をとるわけです。

この手法の効果を測定することは難しいかもしれませんが、大切なのは来院者1人ひとりのライフスタイルや趣味・嗜好を想像した上で、口コミを発生させるための手法を考え続けることなのです。

この積み重ねが、やがて大きな成果につながります。

今回の口コミを増やすための教訓は2つです。

「口コミをしやすいのは誰なのか?」というターゲットの選定。

そして「口コミをしてくれやすいのはどんな時なのか?」という場面設定。

この2つの掛け算で、口コミの確率は構成されます。

それぞれを要素に分解し、その確率を高めます。

この分解の発想が、増患という成果につながっていくのです。

 

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