2013年09月16日
【1】「自分が好き!な自分」を意識するセルフケア習慣を!
前回はポジティブな言葉を使うことで、自己肯定感を高めることができるお話をしました。
良い言葉、自分の心が喜ぶような言葉を意識して選び、使うことで、あなたの潜在意識が喜びます。
どんどんプラスのエネルギーを運んでくれます。
存在意識も自然に変わり、「私なんか……」から「私こそ♪」というような存在価値を高めた自分になっていきます。
自己肯定感とは、文字どおり、自分を肯定していく力です。
この自己肯定感が低いと、人からの評価や人から見られることが気になり、なかなか自分の思うこと、考えを伝えることができません。
失敗が怖くてチャレンジしないので成長できず、その結果自信のなさを生んでしまいます。
それを突き破るには「自分が好き!な自分」を意識してつくっていくことです。
自分が1人の時に誰の力も借りずにできる、自分に優しい習慣術で、セルフケア力がぐんとアップし、素敵な自分になります。
「自分を磨きあげて、自分を肯定し承認する」――この習慣が、自分を愛おしい存在に感じ大切にしたくなるのです。
これは、患者さんへの思いに似ています。
患者さんを大切な存在に思い、優しく温かい対応をするには、まず自分自身を受け入れ肯定し、自分を大事にすることが先なのです。
自分を愛せなければ、人を大切に愛することはできないからです。
医療従事者だからこそ、自分を大切な存在と認め、大事にする力(自己肯定感)が重要であることを、改めて知っていただきたいのです。
それでは、自分を好きになるセルフケア習慣をご紹介しましょう。
【2】心と体と空間はつながっている
体の状態は心をつくります。
背中を丸めて小さくなっていると、プラスのことは考えられなくなります。
スキップすると、嫌なことは思い浮かびません。
体の状態を整えることが、心を整え、仕事や人生を輝かせます。
空間づくりも同じように、あなたそのものを導くのです。
心と体と空間は、あなたの波動を形成します。
波動は同じものを引き寄せるので、あなた自身がより良い波動の源泉であることを意識してください。
(1)空間をきれいにしましょう
●トイレをきれいに使っていますか?
トイレのシンクをさっとひと拭きしていますか?
ティッシュを次の人が使いやすいように一折していますか?
●あなたの自宅のお部屋は片付いていますか?
お部屋の状態はあなたの心の状態です。
散らかっているお部屋は、あなたの心が乱れている状態を表します。
いつでもモノを探しているのは時間のムダです。
忘れ物をしてしまうのは人からの信頼を失います。
自分の周囲を整理・整頓し、いつもきれいに整えておくことは心や体を健全な状態に導きます。
●モノがあふれかえっていませんか?
時に思い切ってモノを捨ててみましょう。
捨てきれないのは、過去に気持ちが向いているからです。
明るく希望のある未来をイメージすることは、イキイキとハリのあるあなたをつくってくれます。
身の回りの空間を見直ししてみてください。
きれいなお部屋には花を飾ってみたくなります。
きれいなキッチンでは凝ったお料理に取り組んでみたくなります。
このような心のゆとりを持てる環境づくりが非常に大切なことなのです。
(2)体に良いことをする
●健康――私は毎朝5~10kmほどジョギングをします。
朝のこの時間が一番お気に入りです。
悩みや考え事も、この時間ですっきり完了されます。
次々に良いアイデアや考えが思い浮かぶのがこの時間なのです。
ジョギングやラジオ体操やヨガなどは、体の健康に非常に有効です。
ほんの少し早起きの習慣をつけて、いつも自分を守ってくれる大切な自分の体をケアしてください。
体がとっても喜びます。
(3)心が満たされることをする
●笑顔と挨拶――当たり前のことですが、なかなか自分から気持ちの良い挨拶を提供し続けている人は少ないのです。
相手の雰囲気がよかったり、良い反応をしてくれるとわかっていれば、こちらから元気に笑顔で挨拶ができますが、相手の反応が悪かったり、挨拶しても思うような反応がなかったりすると、途端になえてしまって「もう私からは挨拶しない!」なんておっしゃるケースもよくあります。
挨拶や笑顔は誰のためのモノでしょうか?
実は自分自身のためにしているのです。
気持ちの良い挨拶や笑顔は、自分が一番気持ちが良いのです。
挨拶や笑顔に見返りを求めると、途端に習慣にできなくなります。
挨拶や笑顔は自分のためのもの!
一貫したその姿勢を崩さず、「私は私!」という精神で挨拶・笑顔を遂行してください。
参考文献・・・
「7つの習慣」 スティーブン・R・コヴィー キング・ベアー出版
CTIコーアクティブコーチング http://www.thecoaches.co.jp/
株式会社オフィスウエーブ
代表取締役
澤泉仲美子 ⇒ http://www.office-wave.jp/