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紹介患者を増やす医院づくり【6】 “歯科医院の共感者”の来院シェアを高めて紹介患者さんを増やす!

2010年03月15日

こんにちは、ファイナンシャルプラスの澤泉千加良です。

「紹介患者を増やす医院づくり」最終回の紹介患者拡大実践ノウハウは“歯科医院の共感者”の来院シェアを高めて紹介患者さんを増やす取り組みです。

今回ご紹介する取り組みは、どの歯科医院でも、今すぐ実践できるものです。

それは、あなたの歯科医院のことを周りの人たちに紹介してくれる“歯科医院の共感者”を増やすことです。

紹介患者数が多い歯科医院は、

◇人(先生やスタッフ)への信頼度
◇技術への信頼度
◇歯科医院への信頼度

が高いという特長があります。

そして、私はこの3つの信頼度が高い歯科医院のことを「紹介体質の歯科医院」と呼んでいます。

このタイプの歯科医院は「人(先生やスタッフ)」「技術」「歯科医院」を信頼して、共感していただいている患者さんが、積極的に周りの人たちに紹介してくれるのです。

つまり“歯科医院の共感者”を増やすことが、「紹介患者を増やす歯科医院」「紹介体質の歯科医院」づくりのための決め手といえます。

では、どの歯科医院でも今すぐ実践できる“歯科医院の共感者”を増やす効果的な取り組みをご紹介しましょう。

それは「紹介で来院された患者さんから聞いた“紹介の言葉”の中に含まれている、“患者さんが紹介した理由(=患者さんが信頼して共感したところ)”を、改めて患者さんに思い起こしてもらい、記憶にとどめてもらうことです。

そして、その理由(=患者さんが信頼して共感したところ)を使って、新しい患者さんを紹介してもらうのです。

そのためには「来院中の患者さん」と「来院していた患者さん」に

1:院内掲示物
2:医院新聞
3:ホームページ(ブログ)
4:カウンセリング

などの表現媒体や表現機会を利用して、「他の患者さんが、この歯科医院を“紹介した理由”を教えてあげて、知ってもらうことが大切です。

そうすることで患者さんは、
「他の患者さんが、この歯科医院を大切な人たちに紹介していることがわかるので、紹介することへの不安を減らす」

「他の患者さんが、この歯科医院を“紹介した理由”(患者さんが信頼しているところ)を知る」ことができます。

それによって患者さんは、患者さんが紹介した理由(=患者さんが信頼して共感したところ)で紹介しやすくなり、「歯科医院の共感者」の来院を増やして、「歯科医院の共感者の来院シェア」を高めていくことができます。

「紹介患者を増やす医院づくり」の実践的な取り組みを6回にわたってご紹介してきました。

まずは、自院にあった取り組み、すぐ実行できそうな取り組みから着手してみてください。

一つでも実行できれば、必ず効果が生じてくるはずです。

ご健闘をお祈りしております。

 

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