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紹介患者を増やす医院づくり【4】 患者さんが周りの人たちから“いい歯医者さん知らない?”と聞かれる回数を増やす

2010年02月15日

こんにちは、ファイナンシャルプラスの澤泉千加良です。

第4回目の紹介患者拡大実践ノウハウは「来院している患者さんが、周りの人たちから“いい歯医者さん知らない?”と聞かれる回数を増やす」取り組みです。

そのためには、患者さんが、友人知人から「いい歯医者さん知らない?」と聞かれるキッカケをつくってあげることがキーポイントになります。

普段の生活の中で、いきなり患者さんが、周りの人たちに皆さんの歯科医院を紹介するでしょうか?

その前に、患者さんが友人などから「いい歯医者さん知らない?」と、歯科医院について聞かれるキッカケになった会話がされていたはずです。

まったく「歯」に関係ない会話で、歯科医院や皆さんの名前が登場したり、皆さんの歯科医院を紹介することはほとんどありません。

何か「歯」に関係する会話が、患者さんと友人との間でされたから、皆さんの歯科医院や名前が登場したのです。

ですから、歯科医院としては、患者さんが周りの人に「歯」に関する「会話をする機会」を、積極的につくってあげることです。

では、弊社のサポート先歯科医院様で実践して、紹介患者様を増やしている「患者さんが、周りの人たちと“歯”についての話をする機会をつくる」取り組みをいくつかご紹介します。

・患者さんが勤務している美容院に、歯についての本、歯の情報が載っている雑誌を提供して、
   その美容師さんとお客さんが歯についての会話をするキッカケをつくる

・親しい美容院の美容師さんにホワイトニングモニターになっていただき、
   美容師さんとお客さんがホワイトニングについての会話をするキッカケをつくる

・患者さんである営業の方が、自分のお客様向けに発行しているニュースレターに、歯についての原稿を執筆して、
   営業の方とお客さんが歯についての会話をするキッカケをつくる

・女性専用デンタルグッズセットの販売で、患者さんと会社の仲間が歯のケアについての会話をするキッカケをつくる

・患者さんに「歯についてのテレビ番組情報」を提供して、患者さんと家族が歯についての番組を一緒に見て会話をするキッカケをつくる

・医院新聞で、歯のケアについての会話のキッカケになる情報を提供して、患者さんと家族や会社の仲間が、歯について会話をするキッカケをつくる

……など。

患者さんの生活の中では「歯についてのテレビ番組」や「雑誌の歯についての特集」は、年に何回か目にする機会があると思いますが、それら除けば、多くの患者さんは「歯」についての「会話になる機会」ほとんどないといっていいでしょう。

歯科医院のほうから、患者さんに対して意識的に「歯」についての会話になるキッカケを提供していくことが、「いい歯医者さん知らない?」と聞かれる回数を増やし、それが患者さんからの紹介を増やすことに大きくつながっていくのです。

ぜひ実践してみてください。

 

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