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メンタルヘルス

2007年10月01日

最近よくこのメンタルヘルスという表現をよく見かけます。本人はもとより、事業者(雇用主)もスタッフのメンタルヘルスに気を配らなければいけない時代になってきました。社会情勢、労働環境などの急激な変化に伴い、労働者のストレス、心の健康が深刻化しているという現状があります。労働者健康状況調査によると、仕事や職業生活に強い悩み、不安、ストレスを感じている労働者は年々増えています。平均6割強の労働者がこのように感じています。

その内容は仕事の質・量、人間関係という風になっていて、その中でも人間関係という回答が一番に来ています。

スタッフの仕事の成長度合いは見るけれど、心の管理は自分でやって欲しいという時代ではなくなってきています。悩みが段々と深刻化し、うつ病になっていくという事も少なくないのです。警視庁の調べでは、日本の自殺者は9年連続3万人を超えている現状があります。

こんな最悪な、くら~い内容ばかり伝えてどうするの?と思われるかも知れませんが、大切な『人財』です。明るく、楽しく働ける環境づくりや、メンタルヘルスケアも事業者の役割になってきているのです。

では、どうすればいいのかという事になって来ますよね。やはり予防が一番です。

やはり人間関係に関する悩みが多いですから、コミュニケーションを取る事は必要不可欠ですよね。コミュニケーションを辞書で引くと、「1.社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。2.動物同士の間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達」とあります。

お互いに情報伝達し合うこと、関わりを持つことになります。まずは、笑顔で挨拶。おはようございます、ありがとう、ごめんなさい。この辺りは基本ではないでしょうか。当たり前の事を実行するのって案外難しいですね。