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【4】“見てもらえる”ホームページにするには?

2016年11月21日

クリニックの経営を安定させるためには、患者さんの数を安定化することが重要で、まずは集患方法を学ぶことが大切とお話しました。

前回まではアナログ戦略とデジタル戦略の一部をお話しましたが、
今回は、デジタル戦略のメインとなるホームページについて、じっくりお伝えします。

最近は、ほとんどの歯科医院でホームページを製作しています。

とくに新規開業する先生は、ほぼ100%に近く製作されると思います。

しかし、残念なことにホームページの本当の意味を明確に知らずに製作しているケースが多く見受けられます。

ホームページを作る際に多くの先生が考えていることは、

[1] 自分のクリニックの想いや得意な治療を伝えれば良い。
[2] キレイな感じのサイトになれば良い。
[3] できるだけ安く仕上げたい。
[4] 医院の基本情報を記載できれば良い。

たしかにそれでも、ある程度うまくはいきます。

ただ、ほとんどの先生がそう考えているなかで、
他の医院と大きく差をつけられるかというと、つけられないと思います。

これでは、せっかくホームページを製作してもそれほど効果が出ないものとなってしまいます。

せっかく何十万円と業者に支払って、
結果があまり出ないものだったら悲しいですよね。

でも心配しないでください。

じつはホームページを作る際に重要なことがいくつかあるので、それを今からお伝えしていきます。

ホームページの製作の基本コンセプトには以下のステップがあります。

ステップ(1) 医院をネット上で認知してもらう。
ステップ(2) ホームページを見た患者さんがあなたの医院に魅力を感じる。
ステップ(3) 治療予約の連絡をする。

ホームページを作る際、
「何を伝えよう?」「何を書こう?」と考える前に、
このステップ(1)~(3)の反応率をどう上げるかを考える必要があります。

理由は、どんなにあなたが熱い想いをもって治療していると書いても、
そのホームページ自体を見られているのが月に3回だったらどうでしょう?

月に3回しか見られていなかったら、どんなにうまくいっても、
ホームページ経由で3人しか来院がないということになります。

同じ人が数回見ている可能性もあるし、
見たけど来ない人もいることを考えると、
たぶん1人来院されれば御の字だと思います。

要は、どんな良い内容でも、見られないと意味がないということです。

ですから、まずはステップ(1)の医院をネット上で認知してもらうことが大切です。

では、ネット上で認知してもらうには、どうしたら良いのでしょうか?

ネット上であなたの歯科医院のサイトにたどり着く方法はいくつかありますが、一番多いのは「キーワード検索」です。

キーワード検索とは、
YahooやGoogleで気になるワードを入れて検索することです。

たとえば「国内旅行 紅葉」とか「人気 映画」というように、
気になる言葉を入れて検索します。

最近は、なんでも気になるとネットで調べる人が増えています。

それは当然、病院や歯科医院探しでも同じです。

「どこか良い歯科医院ないかな?」
「今までの歯科医院と違うところに行きたいけど、どこかキレイな歯科医院ないかな?」

なんて思考があって、ネットで検索をします。

では実際にどういった検索があるかと言うと
「痛くない 歯科医院」「歯科医院 口コミ」「インプラント 名医」
などなど。

ただ、上記のキーワードで検索上位になっても、じつはあまり集患への効果がありません。

なぜなら、全国の人が検索しているので、たとえあなたの歯科医院が検索上位であっても実際は通院できない状況だからです。

たとえば、京都に住んでいる患者さんが、
「痛くない 歯科医院」という検索で、北海道の歯科医院が出てきても通院する可能性は限りなく0に近いです。

じつは検索でもっとも意識しないといけないことがあります。

それは、地域名で上位になることです。

たとえば、もしあなたが山形駅から徒歩5分のところで開業していたとします。

その際に大切なキーワードは山形駅です。

「山形駅 歯科医院」
「山形駅 歯医者」
「山形駅 歯列矯正」
「山形駅 小児歯科」
「山形駅 インプラント」
「山形駅 痛くない歯医者」

など、山形駅と他の歯科のキーワードと組み合わせた内容で上位になると患者さんの来院に直結します。

もう理由はおわかりだと思いますが、地域名を入れている時点で、患者さんは行くことを前提に歯科医院を探しているからです。

ですので、「地域名+歯科関連ワード」で検索上位になることがもっとも重要なのです。

そのために、地域名を決めてください。

あまり大きな山形県や山形市とかではなく、最寄りの駅名が良いでしょう。

最寄りの駅が遠いのであれば、地元の町名などが良いと思います。

ただ、「どうやったら検索で上位になるの?」と疑問があると思います。

やることはいろいろあるのですが、重要なポイントは2つあります。

やれば確実に検索順位で上位になるかはわかりませんが、
今よりは検索順位が上るのは間違いないです。

その方法とは、

1)あなたの歯科医院のトップページのタイトルを変える。
2)あなたの歯科医院のトップページにキーワードを盛り込む。

まず 1)のタイトルについてお話します。

ホームページは、すべてのページにタイトルがあります。

あなたが設定した記憶がなくても、ホームページ業者が適当に設定しています。

しかし、このトップページのタイトルは非常に重要です。

ホームページ業者は、ホームページを製作することが仕事なのであまり細かい調整をしてくれません。

仕事の手間が増えるから、何も言わないのでしょう。

そのタイトルに地域名と歯科関連のキーワードを入れてみてください。

ここで注意してほしいのは、字数は30文字程度にすること。

キーワードを入れすぎて、長すぎても効果がなくなるからです。

自分が必要なキーワードを含めてタイトルを考えるのが大切です。

先ほどの例でいえば

「山形駅の歯医者なら徒歩5分の小児歯科も得意な○○歯科医院」

などが良いです。

次にすることは、必要なキーワードを本文中にも何度か入れていくことです。

Googleなどの検索順位を決めている会社からしたら、
「山形県 歯科医院」という文字が本文中にほとんど出てこないサイトは
いくらタイトルをいじっても関連性が低いサイトだと評価してしまいます。

ですので、必要なキーワードを本文にも入れる必要があります。

ただ、脈絡もなく羅列しても不自然なので、
自然にキーワードが入るように文章を作ってみてください。

ではステップ(2)に進みます。

ここでは、ホームページを見た患者さんに、
あなたの医院に魅力を感じてもらうことです。

いくらあなたのホームページを見てくれる患者さんが多くても、
見ても魅力を感じてくれないのであれば、来院につながりにくいです。

では、どうしたら良いのでしょうか。

理念を書くのか?
得意な治療を伝えるのでしょうか?
それとも経歴などをしっかり出すことでしょうか?

たしかにそれらも重要です。

でも、一番大切なことをお伝えします。

あなたとスタッフの笑顔の写真を載せてください!

「え! それだけ?」

ええ、簡潔にいえばそれだけです。

少し考えてほしいのですが、
今まであなたが行かれた内科、皮膚科、耳鼻科などで、
その先生の理念や得意な治療で、病院を選んだことってありますか? 

その先生の経歴なんてほとんど知らないと思います。

多くの人は、雰囲気で選んでいます。

雰囲気とは「良い先生かな?」と、それだけです。

そのため、笑顔の写真を載せることがすごく重要です。

最高の笑顔で写真を撮ってくださいね。

では最後のステップに行きます。

ステップ(3)は治療予約の連絡をしてもらうことです。

これは非常に簡単です。

大きく「電話番号」「診療時間」「地図」を載せてください。

これが小さいケースがあります。

ネットを使っている人は、面倒くさいとすぐに別のページにいってしまいます。

そのために、しっかりと医院へ連絡がとれる情報などをパッとわかるようにしておくことが大切です。

このステップ(1)~(3)をしっかり対策することで、
毎月数人の初診数の違いが出るはずです。

ぜひ、トライしてみてください!

一般社団法人 歯の寿命をのばす会/歯科医「開業成功バイブル」主催
伊勢海 信宏
http://haisyakaigyo.com/