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HaLoだより ~その34~ 『患者さんの価値観』

2007年05月21日

今、歯医者さんに通っています。虫歯ではなく審美のためにです。銀歯がキラリと笑うと光っていたのが長年気になっていたのです。でも、保険外診療だし、高いしなぁっと躊躇していたのですが、思い切って白いかぶせをしてもらうことにしました。私は、研修講師をしているので、人前でお話をさせて頂くことも多く、接遇研修で笑顔の練習なんかもお伝えしています。そんな時に自信を持って笑顔になれなっかりしたんです。笑顔だけど、銀歯を気にしながら、という感じでしたね。高いも、安いもその人の価値観なのですね。そこで、その患者さんの価値観を知る為には、会話、コミュニケーションが必要になってくるのですね。ヒアリングです。その患者さんの背景を知る事ですね。ただ、痛いところを治すのではなく、この患者さんがどうしたら、快適に幸せに過ごす事が出来るだろうという意識が必要になってきます。その為に、
職業は?
趣味は?
家族構成は?
ストレスは?
食生活は?
など、うかがう事によって、価値観がわかります。例えば、スタッフ「白坂さん、いつもスーツですね。営業職ですか?」白坂「いえいえ、企業研修の講師をしてるんです。」スタッフ「あ~だからいつもスーツで来られるんですね。
じゃ~、笑顔も大切ですね。」白坂「そうなの。だから歯が気になるのよね。
健康な歯って印象が明るくなるでしょ。」とい具合に、会話の中から、その方に歯に対する思いを導き出してあげるのです。これなら尋問にならず、自然ですね。勿論皆さんの笑顔も添えてですよね。私は、長年の気になっていた所が改善されて、快適です。