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社会人のマナー講座(8) 価値観からの指導方法

2002年10月07日

前回の内容は、先生方も含めて、働くことへの価値観チェックでした。
いかがだったでしょうか? スタッフへの確認にお使いになりましたでしょうか?

実は、私たちは、同じ職種や同じ職場にいながらも、お互い確認する機会がないのが現状です。ですが、同じ職場にいる限り、この価値観を確認しておくということは、とても重要だと考えます。

つまり、職場での価値観理解は、そのまま、働くモチベーション、評価、マネジメントに関連するからです。
 
 
たとえば、スタッフの中に「患者さんからの感謝」という価値観をお持ちの方がいらっしゃったとしましょう。実際には、医療機関で働く方には多い傾向です。

そのスタッフの方は、何よりも、患者さんからの「ありがとうございます。
あなたのおかげで助かりました・・・。」の感謝の言葉が何よりもうれしくて、手に入れたい賛美なのです。

つまり、その一言を手に入れるため、耳にするためにいろんな努力を惜しみません。

ですから、先生は常に、「患者さんに喜んでいただくために何をしたらいいか?何ができるの?あなたは?」という問いかけをし、そのスタッフの方には、「その応対は患者さんに喜んでいただけますか?患者さんに、伝わりますか?」と確認していくことが、マネジメントになります。

つまり、よくない応対部分を細かく指導しなくとも、本人の得たいものから逆算して、この応対は大丈夫?と考えて頂くだけでOKなのです。
 
 
「個人の生活確保」が働く価値観のスタッフの場合。

何よりも、自分の趣味、プライベートな生活を過ごすための労働として働いている方ですと、まず、イレギュラーの残業には、神経が高ぶる傾向が強いでしょう。

ですが、そこまで、プライベート優先で考えているなら、効率的に業務をこなせるよう計画を立たせて、実行するよう指導されることをお勧めします。

「きちんと、定時終了するためには、どのように業務を勧めたらいいのか?
どのように効率的に動けばいいのかを考えて、実行しなさい。」というように、自分の欲しいものを得る為に、《今》何をすべきなのか! について確認されればいいのではないでしょうか?

ひょっとしたら、後輩指導のマニュアル本を自分で作成します!というような前向き意見が出るやもしれません。

要は、叱る、注意することよりも、本人の得たいものを得る為に、能力・才能をどう引き出してあげるかが効率的なマネジメント方法であると考えます。
 
 
いかがでしょうか?前号に引き続き価値観をテーマにお話しさせて頂きました。是非、ご活用下さればと思います。