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HITOMIの瞳で斬る!(2) ~数字はとても重要~

2001年08月06日

世の中は、景気が低迷し不況が続きます。

そんな中でもボーナスが支給された人は、普段出来ないことにボーナスを使おうと計画します。

歯科治療に訪れる患者さんも同じです。

歯科治療には時間も必要ですが、時としてお金がかかることもあります。
治療に必要な費用をボーナスで補おうと考え、この時期に治療に訪れる患者さんもいらっしゃいます。

そんな気持ちを察し、治療に必要な金額を尋ねられた際には、可能な限り正確な数字を提示しましょう。

「○○円ぐらいじゃないですか」・「○○円程度でいいじゃないですか」等
は患者さんの気持ちの中にある計画にぐらつきが生まれます。

当初スタッフに「10万円程度です。」と言われ、その気持ちでいたのに、実際には「13万円」と言われショックを受けたという例があります。

数万円の差が、人によっては、心理的に大きな負担になります。

患者さんから尋ねられた場合、院長先生に聞いて、患者さんに伝える。もしくは院長先生から答えていただく。治療の途中で早目に金額の訂正をする等、患者さんには正確な金額を提示してはいかがでしょうか。

治療の日程・時間と同様に、金額も大切なものです。
数字は、人と人との関係に重要な役割を果たします。
皆さんが遅刻しないようにするのも数字です。