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5つの行動基準【2】「早起きと認識即行動」

2012年02月06日

前回は「周囲との人間関係が良好であれば、自分のやりたいことができる」そのためには「相手(周囲)に関心を持つことが大切であり(気づき)」そのスタートが“挨拶”であることをご紹介いたしました。
患者さんに対する“接遇”では「まず、患者さんに挨拶しましょう」となりますが、「5つの行動基準」では「まず、院長や職場の仲間に挨拶しましょう」です。
実践していただいてますでしょうか。
今回は、基本行動その2「早起きと認識即行動」です。

【1】もっと、休日がほしい!

クリニックに勤めているスタッフから、「もっと、休日がほしい!」という話を聞くことがあります。
「どうしてですか?」とお尋ねすると、ほぼ次のような回答です。
「休日の前日は、友人と出かけるので帰宅が深夜になり、目が覚めるともう午前11時頃で、それから1週間分の洗濯をして、掃除をして、レンタルしてきたDVDを見て、スーパーに買い物に行くと、すっかり日が暮れているんです。あれもやりたい、これもやりたいと思っているのに、何もできません。だからもっと休日がほしいんです。」

こういう方には、本人のご希望どおり、休日を増やしてあげても、結局は同じことの繰り返しで「もっと、もっと」がなくならないのが一般的です。
なぜならば、「時間の使い方」が“後手”になっているからです。
1日は24時間、1週間は7日で、ひと月は30日か31日、1年は365日、このわかりきったことに“気づいていない”から“後手”になっているのです。
皆さんの子供のころを思い出してください。
日曜日は早起きだったのではなかったですか。
いつ頃から休日は朝寝坊になったのでしょうか。

【2】使える時間の増やし方

早起きをする――これが1日24時間のうち、自分が使える時間を増やす切り札です。
私たちは、目覚め、起き、仕事をし、食べ、余暇や休息をし、睡眠をとる生活を繰り返しています。
したがって、そのスタートである早起きが、使える時間の増やし方となります。
これは言い換えると、良質な睡眠をとることになります。
睡眠は身体と脳の再生工場ともいわれます。
眠りにつく時刻・起きる時刻をポイントに、生活のリズムを決めましょう。
今までできなかった早起きができるようになると、それが自信につながり、仕事や生活に積極性が生まれます。
また、時間をコントロールすることにより、自己管理がしっかりできるようになります。

【3】いつも、いつも慌ただしい・追われている

おっくうがって、気がついても言わない、行動に移さない、だから、いつも、慌ただしく、何かに追われる“後手”の日々を過ごすことになります。
朝の起き方が“後手”なので、こうなってしまいます。朝の起き方に“先手”を取る、すなわち、目が覚めたら「さっと起きる」ことです。
時間だから仕方ない、起きたくないけど仕方ないという人は、遅刻や欠勤をしがちで、せっかく出勤しても仕事に集中できず、ミスを犯しやすく、結果として仕事がたまって、残業が増え、気分転換だとばかりに、退社後どこかに立ち寄り、帰宅が遅くなって、十分な睡眠がとれないという悪循環に入り込みます。
「気づくすぐやる=認識即行動=時間当たりの生産性」ですから、能力開発のスタートは朝の起き方ひとつにかかっています。

【4】早起きは能力開発

就業規則・雇用契約書に書いてある出勤時間に出勤すればよい、確かにそういう考え方もあるでしょう。
しかし、早く起き、早めに出かけ、早めに出社し、早めに仕事の準備をする――この早め・早めが自分の時間を増やし、仕事や生活に張りを持たせることになります。
朝早く起き、起き方をよくすることは、人生を充実させる能力開発そのものなのです。

☆さっそく、やってみよう現在の起床している時間を、最低1時間早める、できれば午前6時までに起床する、現在より10分や30分早めたところで、何も変化しません。
午後から出勤であっても、朝は決めた時刻に起きる(就寝時刻と起床時刻を軸に生活のリズムをつくる)ことです。
どのようなことでも構いませんので、その1時間でやりたいことを決める――これが長続きする秘訣です。
三日坊主でもよい、続かないことを悔やむのではなく、もう一度、気持ちを新たにして挑戦することが大事です。
3ヵ月・100日継続すると「やってよかった!」と間違いなく実感できます。

>>株式会社創造経営センター コンサルティング事業部リーダー 齋藤 勝美
http://www.sokei.co.jp/kyoukai/index.html