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知ってトクする“節税”の知恵【2】老後の不安な年金は“国民年金基金”で積み立てよう

2009年07月21日

こんにちは。デンタルクリニック会計事務所の山下です。

第2回目の節税ノウハウは、「国民年金基金」です。

 

●国民年金基金とは?

先生は、将来の年金として、国民年金を利用していることと思います。

サラリーマンの場合は、国民年金に加え厚生年金に加入していますので、将来の給付は多くなります。

ところが、自営業の場合、つまり個人の開業医には、厚生年金部分がありませんので、老後に受け取れる年金額は、非常に少ないものとなっています。

ちなみに、先生は、老後に必要なお金と、老後に入ってくる年金額をご存じですか?

まずは、老後に必要なお金についてお話ししますね。

一般的に、高齢者世帯の生活費は月額約25万円、ゆとりのある生活をするためには、月額約40万円が必要であるといわれています(「生命保険文化センター」調べ)。

そして、老後に入ってくる年金額ですが、こちらは65歳時点から、年間792,100円の年金が受け取れます(2009年7月現在)。

ただし、ご存じのとおり、日本の年金はすでに破綻状態で、将来この給付を受けられるかどうかはわからない、という雰囲気が出ていますね。

そのため、老後の年金については、自分で何らかの方法で積み立てていく必要があるのです。

そこで登場するのが、今回お話しする「国民年金基金」です。

国民年金基金は、自営業者の年金の上乗せのための制度で、月額68,000円まで掛け金として積み立てることができます。

なお、国民年金基金も、前回お話しした小規模企業共済同様、「所得控除」と呼ばれ、支払った掛け金全額が所得から控除されますので、節税には非常に有効です。

 

●国民年金基金は将来大丈夫なのか?

よく、クライアントさんから「国民年金が破綻した場合、国民年金基金は将来大丈夫なのでしょうか?」というご質問を受けることがあります。

実は、国民年金基金は、国民年金とは独立した個人別の勘定で管理・運用されます。

つまり、国民年金の給付額が将来減額されることになっても、国民年金基金の給付額については、制度上何の影響も受けないことになっています。

国民年金基金は、元本と利息を国が保証していますので、日本国が破綻しない限り、予定した年金が確実に受け取ることができるのです。

 

●国民年金基金の給付額はいくらなのか?

それでは、国民年金基金の給付額はいくらになるのでしょうか?

これは、積み立てる金額と年齢、そしてタイプなどによって変わってきます。

国民年金基金は、定額給付、つまり将来の給付額が、掛け金を支払った時点で知ることができますので、将来の積立には非常に計算しやすい商品です。

具体的な掛け金の計算方法・種類、そして将来もらえる給付額については、国民年金基金のホームページよりシミュレーションが可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。

非常によくできた、わかりやすいホームページです。

「国民年金シミュレーション」
http://www.npfa.or.jp/about/simulation/

【チェックポイント】
確定申告書の課税所得の金額(申告書第1表の26)がプラスになっていて、
国民年金基金に加入していない場合、ぜひ検討をしてみてはいかがでしょうか?

また、加入すれば将来どれくらいの給付があるのか、節税効果はどれくらいな
のかを上記のホームページよりシミュレーションしてみてください。

 

>>山下先生のホームペ-ジ
http://www.dentalkaikei.com/