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澤泉式“勝ち組歯医者”の経営術【15】スタッフが笑顔で活き活き働きはじめる環境づくり

2008年08月18日

『スタッフに、もっと頑張って仕事をしてもらうためには・・・』
『スタッフの仕事へのモチベーションを高めるためには・・・』

先生方からはよくこういった悩みが寄せられます。これを解決し、スタッフが笑顔で活き活き働く職場環境づくりに成功している、弊社サポート先歯科医院の皆様が実践している取り組みをご紹介します。

院内ミーティングや個別ミーティングで、

『どんな時にこの仕事をしていて良かったと思いますか?』
『この仕事にやりがいを感じる時ってどんな時ですか?』

という質問をした際に、スタッフの皆さんからの回答で最も多いのは…

『患者さんから“ありがとう”と言ってもらった時』

という答えです。

つまり、“自分が患者さんの役に立っていると実感できた時”、スタッフは「この仕事をしていて良かった」と思い、やりがいを感じているのです。

先生方には、患者さんから「ありがとう!」と言ってもらえる機会が多くあると思います。
その時、歯科医師という仕事へのやりがいを自然に感じられるのではないでしょうか?

これはスタッフの皆さんも同じです。

しかし、スタッフの皆さんが、患者さんから「ありがとう!」と、言われる回数は、先生方に比べると少ないのが現実です。

特に、スタッフの方々が、歯科医師のアシスタントという立場だけで仕事をしている医院では『患者さんからのありがとう!』を言ってもらえる機会になかなか恵まれません。そういった医院では意識的にスタッフが患者さんから「ありがとう」を言われる機会を増やすための取り組みを行っていかなければならないのです。

スタッフの皆さんが、患者さんから『ありがとう!』と言われる回数を増やすためには、

「スタッフの皆さんが主人公になれる機会を増やすこと」

このための取り組みが必要なのです。

例えば、

「歯科衛生士さんを担当制にして、患者さんと1対1で接する時間を増やしてあげる」

こうすることで、先生よりも歯科衛生士さんが主人公になれます。

サポート先の医院の歯科衛生士さんからも、

「担当制にしてもらってから、患者さんから“ありがとう!”を言われる機会が増えました!」

という声を多く聞きます。

歯科衛生士さんに、仕事に対するやりがいを持ち続けさせてあげるためには、効果的な方法だと思います。

他にも、医院新聞作りにおいて、スタッフだけの担当制による「患者さんのためになる情報満載のコーナー」を設け、それぞれのコーナーには、

『○○が書きました!』

と記載します。

また、患者さん向け小冊子づくり、カウンセリング、院内で行うミニセミナーの講師など、スタッフの皆さんが、主人公になることができる上、

“患者さんのためになる仕事”
“患者さんの役に立つ仕事”

を任されることで、スタッフの皆さんが、患者さんから『ありがとう!』と
言われる回数を増やすことができるようになります。

『スタッフに、もっと頑張って仕事をしてもらうためには・・・』
『スタッフの仕事へのモチベーションを高めるためには・・・』

という悩みをお持ちの先生方は、

『スタッフが、患者さんから”ありがとう!”と言われる機会を増やす!』

取り組みを実践なさってみてはいかがでしょうか?
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☆今回のポイント!
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「ありがとう!がスタッフの自尊心を満たす!」

 

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http://www.shika-kaikei.net/