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澤泉式“勝ち組歯医者”の経営術【25】自分で考え、行動するスタッフ育成法

2009年01月19日

歯科医院の様々な業務についてのルールを作成される際は、“すること”を決める『ポジティブリスト』で作成するのではなく、“してはいけないこと”“しないこと”を決める『ネガティブリスト』でつくることが大切です。

歯科医院のルールを、『ポジティブリスト』で作成してしまうと、“すること”がすでに決まってしまっているため、スタッフが自分自身で“すること”を考える必要がなくなります。

その結果、スタッフの“自分で考える習慣”をなくしてしまい、

“+αのことを考える”
“+αのことができる”
“患者さんに+αの気づかいができる”

といったスタッフを育てることが出来なくなる恐れがあります。

歯科医院のルールを、“してはいけないこと”、“しないこと”を決める『ネガティブリスト』で作成すると、“すること”は、スタッフが自分自身で考える必要がありますので、“+α”のことを考える習慣づくりに役立ちます。

そしてもう一つ、歯科医院のルールを、『ポジティブリスト』ではなく、『ネガティブリスト』で作成すると、スタッフが、積極的に行動できるようになるというメリットがあります。

例えば、『患者さんの情報共有』についてのルールをつくるとします。

患者さんの情報には、医院全体で“共有すべき情報”と“共有すべきでない情報”がありますので、

『患者さんの○○と○○についての情報は皆に伝えて共有する』

というように、“共有すること”を決める『ポジティブリスト』ではなく『患者さんの○○と○○についての情報は共有しない』というように“共有しないこと”を決める『ネガティブリスト』でルールをつくります。

『すること』を決めて、『してはいけないこと』が決まっていないと、スタッフが患者さんの情報を知った際、「これは共有することには入っていないけれど、みんなに伝えて共有しておいたほうが良いのでは?
でも、もしかしたら共有してはいけないことかもしれないから、やっぱり伝えないでおこう…。」と頭の中に葛藤が起こってしまい、結果的に「マイナスになるかもしれないから止めておこう」と行動にブレーキがかかってしまいます。

反対に、『してはいけないこと』が決まっていると、スタッフは、それ以外は何でも伝えて良いと簡単に判断でき、積極的に行動できるので、スタッフの皆さんから患者さんの情報が集まりやすくなります。

このように、『自分で考えるスタッフ』や『自主的に行動するスタッフ』を育てていきたい場合は、スタッフが積極的に行動できるように、医院のルールを、敢えて『ネガティブリスト』でつくることが大切です。

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☆今回のポイント!
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『行動ルールがスタッフの行動習慣をつくる』

 

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